2018年9月10日 10:08 | 無料公開
4〜6月期のGDP
内閣府が10日発表した4〜6月期の国内総生産(GDP、季節調整値)改定値は、物価変動を除いた実質で前期比0・7%増、年率換算で3・0%増だった。企業の設備投資の伸びを主因に、速報値の年率1・9%増から大幅に上方修正され、景気拡大基調が鮮明になった。プラス成長は2四半期ぶり。
改定値は先月発表の速報値を、法人企業統計などを反映して計算し直した。設備投資は速報値の前期比1・3%増から3・1%増へと見直された。個人消費は0・7%増で変わらなかった。
景気実感に近いとされる名目GDPは前期比0・7%増、年率2・8%増となり、速報値から上方修正された。