梅毒、半年で3200人 最多の昨年上回るペース

 性行為などで感染する梅毒の6月までの患者数が3236人に上り、昨年同期の2613人を大きく上回ったことが国立感染症研究所の集計で分かった。日本医師会(日医)は5日「近年の患者の急増は驚異的だ」と注意を呼び掛けた。

 今年4〜6月は1735人で、1〜3月の1501人から増加。このままいくと今年1年間の患者数は6千人を超え、現行の集計方式となった1999年以降最多だった昨年の5820人を上回るのは確実とみられる。

 今年4〜6月の都道府県別の患者数は、東京の445人が最多。昨年同期の491人よりは減少した。


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