東海第2原発の再稼働に反対 「安全な暮らし」求め集会

、デモ行進する人たち=1日午後、水戸市

 今年11月で運転期限の40年を迎える日本原子力発電東海第2原発(茨城県東海村)の再稼働問題を巡って、市民団体が1日、水戸市で集会を開き、同原発で事故が起これば100万人以上の住民が生活の基盤を失うなどとして、再稼働に反対する決議書を採択した。集会は約千人が参加した。

 東海第2は東京に最も近く、半径30キロ圏に約96万人が居住。集会に参加した福島県南相馬市の桜井勝延前市長は「人々が安全で安心できる暮らしを求める中、古い原発を使い回そうとしている。再稼働させてはならない」と訴えた。集会後、参加者らはJR水戸駅周辺をデモ行進した。


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