仙台空港24時間化目指す 宮城県、地元市議会に説明

 宮城県は27日、仙台空港を巡り、地元の名取、岩沼両市議会がそれぞれ開いた全員協議会で、運用時間の24時間化を目指すと表明した。現行は午前7時半〜午後9時半で、延長による旅客増や物流の活性化が狙い。開始時期については「まず地元の理解を得る」として、明言を避けた。

 県は、実現すれば格安航空会社(LCC)の新規路線獲得や、貨物便の誘致がしやすくなると説明。2015年度の旅客311万人、貨物約6千トンから、旅客550万人、貨物2万5千トンまで増やすことが期待でき、1031億円の経済効果があるとした。


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