金足農2―13大阪桐蔭 大阪桐蔭、猛打で大勝

金足農―大阪桐蔭 4回裏大阪桐蔭1死一、二塁、宮崎が左越えに3ランを放つ。捕手菊地亮=甲子園

 打力で上回る大阪桐蔭が15安打13得点と打ち勝った。一回は2死満塁から暴投で先制した後、石川の二塁打で2点を加えた。3―1の四回は宮崎が左越えに3点本塁打。根尾が中越えに2点本塁打を放った五回は計7長短打を集めて一挙6得点と突き放した。

 援護を受けた柿木は力みのない投球で直球、変化球を散らして散発の5安打、2点に抑え、準決勝に続いて完投した。

 金足農のエース吉田は、準決勝までの5試合を1人で投げ抜いた疲労を隠せなかった。速球は本来の伸びを欠き、変化球を低めに集めることにも苦心した。


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