市民病院が血糖管理誤り女性死亡 1550万円賠償、岐阜・中津川

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 岐阜県中津川市の同市民病院は17日、糖尿病を患っていた岐阜県の女性患者=当時(76)=に乳がんの抗がん剤の副作用を抑える薬剤を使用した際、血糖管理を十分にせず死亡させたとして、賠償金1550万円を支払うと発表した。

 病院によると、昨年2月、乳がんの進行がみられたため、女性に使っていた抗がん剤を変更した際、副作用を抑える目的でステロイド製剤を投与した。女性は退院2日後に血糖値が急激に上昇して意識レベルが低下し、同3月に死亡した。

 ステロイド製剤は投与すると2、3カ月以内に血糖値が上がる性質がある。女性は糖尿病のため、血糖値が想定より早く上昇したとみられる。