東京円、111円台前半 

 15日の東京外国為替市場の円相場は、1ドル=111円台前半で取引された。

 午後5時現在は、前日比23銭円安ドル高の1ドル=111円33〜34銭。ユーロは74銭円高ユーロ安の1ユーロ=126円16〜20銭。

 米株高を受け、投資家のリスクを回避する姿勢が和らぎ、安全資産とされる円を売る動きが先行。その後は、米国とトルコの関係悪化への懸念が広がり、円が買い戻される局面もあった。

 市場では「円高要因のトルコ通貨安は一服してきたものの、米国とトルコの対立はドル買いの重しとなっている」(大手金融)との声が聞かれた。


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