2018年8月14日 12:02 | 無料公開
2017年8月、米南部バージニア州シャーロッツビルで開かれた白人至上主義のグループの集会で、反対派が集まっていた付近に車が突っ込み、宙に舞う人々=(ライアン・M・ケリー/デーリー・プログレス提供、AP=共同)
【ロサンゼルス共同】米南部バージニア州シャーロッツビルで死傷者が出た2017年の衝突事件から1年に合わせ、白人至上主義やトランプ米大統領を激しく糾弾した映画「ブラッククランスマン」(原題)が13日までに封切られ、全米で大きな話題となっている。
作品は西部コロラド州で1970年代に白人至上主義の秘密結社クー・クラックス・クラン(KKK)に潜入捜査した黒人警官の実話に、シャーロッツビルの事件映像を加え、変わらない米国社会の人種問題を描いた。
作品を手掛けた社会派のスパイク・リー監督は米メディアに、「ホワイトハウスのあいつにも見てほしい」と訴えている。