2018年8月10日 20:47 | 無料公開
屋外で避難生活を続ける人々=10日、インドネシア・ロンボク島(国家災害対策庁提供・共同)
【ジャカルタ共同】インドネシア・バリ島の東隣にある西ヌサトゥンガラ州ロンボク島で5日に起きた地震で、国家災害対策庁は10日、死者が計321人に上ったと明らかにした。
ロンボク島で319人、バリ島でも2人が犠牲になった。被害が集中するロンボク島北部の北ロンボク県での死者は273人に達した。衛星画像を分析した結果、北ロンボク県内では住宅地の建物の約75%が被害を受けたと推定されている。
国家災害対策庁によると、これまでに6万7千戸以上の家屋が損壊し、避難者は27万人以上に達している。