2018年8月10日 20:02 | 無料公開
決勝でオーストラリアと対戦し、ボールを運ぶ池透暢(中央)=シドニー(共同)
【シドニー共同】車いすラグビーの世界選手権最終日は10日、シドニーで決勝が行われ、2016年リオデジャネイロ・パラリンピック銅メダルで世界ランキング4位の日本がリオ大会覇者で世界1位のオーストラリアを62―61で破り、初優勝を飾った。世界選手権、パラリンピックを通じ、日本の金メダルは史上初。最優秀選手(MVP)に池崎大輔が選ばれた。
日本は17年に就任したケビン・オアー監督の指揮の下、主将の池透暢やエースの池崎、女子選手の倉橋香衣らを擁し、第2ピリオドまでの前半で32―28とリードした。後半に追い上げられたが、粘り強いプレーで難敵を振り切った。