東京の救急出動件数が急増 10位まで、全て今夏に

7月23日、猛暑で気温が40度を超えた東京都青梅市

 東京消防庁は10日、厳しい暑さが続いた7月17日〜8月4日で、1日当たりの救急出動が急増し、出動件数の記録の1〜10位までが全てこの期間となった、と明らかにした。熱中症による搬送に加え、気温上昇で体調不良の訴えが増加したことが影響したとみられる。

 同庁によると、統計を開始した1936年以降、出動件数はこれまで2014年12月30日の2806件が最多だったが、今年7月17日に2900件となり、23日に3383件と最多を記録した。熱中症疑いの搬送者数も23日の403人で過去最多だった。

 同庁は「早めの給水と室温管理を心掛けてほしい」と訴えている。


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