2018年7月30日 18:05 | 無料公開
大津市で行われた夏巡業に参加した横綱稀勢の里
左大胸筋痛などで8場所連続休場し再起を目指す大相撲の横綱稀勢の里が30日、夏巡業が行われた大津市のウカルちゃんアリーナで取材に応じ「しっかり一日一日大事にしていきたい。責任を全うしたい」と意気込みを口にした。32歳の横綱が公の場で発言するのは、名古屋場所の休場を表明した5日以来初めて。
秋場所(9月9日初日・両国国技館)に進退を懸ける覚悟を示しており、夏巡業での鍛錬が重要になる。この日の稽古は前日に続いて土俵に上がらず、黙々と四股などで汗を流した。けがの状態について「自分でも分からない」と明言を避けた。