東京五輪、開幕まであと2年 被災地つなぐリレーもスタート

「未来への道 1000km縦断リレー」がスタートし、青森市内を走る女子マラソンの高橋尚子さん(前列中央)と参加者=24日午前、青森市

 2020年東京五輪は24日、開幕まで2年となった。大会理念の「復興五輪」を示すため、東日本大震災の被災地をつなぐリレーが始まったほか、東京都は小池百合子知事も参加するイベントで大会をアピール。56年ぶりに日本で開かれる夏の五輪に向けた機運を盛り上げた。

 青森市では、東日本大震災の被災地を約1600人がランニングと自転車で東京までつなぐ「未来への道 1000km縦断リレー」がスタートした。

 第1区では、ベビーカーに乗った0歳児から74歳までの一般参加者が女子マラソンの高橋尚子さんらゲストとともに笑顔で走りだした。8月7日に東京・駒沢公園にゴールする予定。


  • LINEで送る