iPS細胞「未来の医療変える」 角膜再生の大阪大・西田教授

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講演する大阪大の西田幸二教授=20日午後、金沢市

 人工多能性幹細胞(iPS細胞)を使い、けがや病気で傷ついた角膜を再生する研究を進めている大阪大の西田幸二教授は20日、金沢市で開催中の日本白内障学会総会・水晶体研究会で講演し、「iPS細胞の技術は、未来の医療を変える可能性がある」と語った。

 人々の暮らしを変えたスマートフォンを引き合いに出し「携帯電話で起きたように、医療におけるイノベーション(技術革新)を起こすかもしれない」と期待感を示した。一方で「実用化には、高精度な製造手順を確立することが重要」と指摘した。

 懸念されるiPS細胞のがん化リスクについては「リスクが低くなってきた感覚はある」と話した。