3県の熱中症搬送145人 今年一番の暑さも

 西日本豪雨で大きな被害が出た岡山、広島、愛媛の3県は19日も厳しい暑さとなり、今年の最高気温になった地域もあった。熱中症とみられる症状で救急搬送された人は共同通信の集計で145人おり、岡山県と愛媛県では3人が死亡した。20日も暑さは続く見通し。

 気象庁によると、岡山県倉敷市で36・8度、広島県府中市で37・2度、愛媛県大洲市で37・0度を記録し、いずれも今年一番の暑さとなった。

 搬送者の内訳は岡山県が64人、広島県が56人、愛媛県が25人だった。

 岡山県総社市では田んぼで草刈りをしていた80代の男性が倒れており、熱中症のため病院で死亡が確認された。


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