五輪、復興示す「メッセージに」 福島での競技開始にIOC

 【ローザンヌ(スイス)共同】国際オリンピック委員会(IOC)のマコネル競技部長は18日、スイスのローザンヌで記者会見し、2020年東京五輪の競技を東日本大震災で甚大な被害を受けた福島県でのソフトボールの日本戦で開始する日程の決定について「地域とつながり、五輪の魔法をもたらすというのがIOCの考え。(復興に向かう)被災地を発信する力強いメッセージになる」と歓迎した。

 ソフトボールは7月24日の開会式に先立って同22日に福島県営あづま球場で始まり、熱戦の火ぶたを切る。野球も同29日に開幕戦の日本戦を福島で行う。


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