幼い兄弟を遺体で発見、広島 母、祖母と土砂にのまれ

 大規模な土砂崩れが発生した広島県熊野町で亡くなった角森奈々さん(44)の長男で中学2年の美憲さん(13)と次男健太ちゃん(2)が18日までに遺体で見つかった。祖母の青木裕子さん(71)も亡くなっている。

 県によると、6日夜に一帯で土砂崩れが発生、自宅にいたとみられる4人が土砂にのみ込まれた。8日に奈々さん、10日に裕子さんの遺体が見つかり、12日午後、消防隊員が隣家の敷地内で重なり合うように亡くなっている美憲さんと健太ちゃんを発見した。


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