NY原油大幅反落、68ドル台 1カ月ぶり安値

 【ニューヨーク共同】週明け16日のニューヨーク原油先物相場は大幅反落し、指標の米国産標準油種(WTI)の8月渡しが前週末比2・95ドル安の1バレル=68・06ドルで取引を終えた。6月21日以来、約1カ月ぶりの安値水準。

 リビアの原油積み出し港再開で供給の回復が見込まれるとして、需給逼迫への懸念が後退した。米国が戦略石油備蓄の放出を検討しているとの報道も相場を押し下げた。


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