大学生の就職内定率、8割超 1日時点、企業前倒しで上昇

大手企業の面接が解禁され、受付に並ぶ学生ら=6月1日、東京・丸の内

 就職情報サイト「リクナビ」を運営するリクルートキャリアは13日、2019年3月卒業予定の大学生の就職内定率を、1日時点で81・7%(速報値)と発表した。学生優位の「売り手市場」を背景に企業が内定を出す時期を前倒ししており、現行の就活日程で初めて7月1日時点で8割を超えた。18年卒の同時点と比べると2・6ポイント高い。

 主要企業が面接など選考活動を始めた今年6月1日時点よりも13・6ポイント増えた。

 内定率の内訳は、文系が78・3%、理系は89・1%。男女別では男子が84・9%、女子は77・9%だった。内定を得た学生1人当たりの内定数は平均で2・39社。


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