2018年7月13日 10:18 | 無料公開
茂木敏充経済再生担当相は13日の閣議後の記者会見で、米国を除く11カ国が署名した環太平洋連携協定(TPP)の首席交渉官会合を18、19両日に神奈川県箱根町で開くと発表した。「新規加盟国や地域に対する基本的な方針について認識を共有したい」と述べ、参加国の拡大に向けて意欲を示した。
首席会合で日本は議長国を務める。17日には2国間の交渉官による会談もする。トランプ米政権が保護主義的な姿勢を強めており、自由貿易の推進で結束の姿勢を示す。
発効条件となる6カ国以上の手続きは年内にも終わる見通し。タイや南米コロンビア、英国などが参加に前向きで、対応を協議する。