2018年7月13日 00:42 | 無料公開
中国商務省=北京
【北京共同】中国商務省は12日、米国が知的財産権侵害を理由にした対中制裁関税の対象に2千億ドル(約22兆円)分上積みする方針を示したことについて、世界各国の反発を招いていると指摘し「米国は史上最大の貿易戦争を引き起こした。世界的な貿易戦争だ」と非難する声明を発表した。
声明は、中国は「最大の誠意と辛抱強さ」で米国との貿易協議を続けてきたと主張し「米国は国内の政治的な必要性から貿易戦争を仕掛け続けている」と指摘。対立が深まった責任は「完全に米国側にある」と批判した。