旧式ディーゼル車走行を禁止 19年から、独シュツットガルト

 【ベルリン共同】ドイツ南西部バーデン・ビュルテンベルク州政府は11日、大気汚染対策として旧式ディーゼルエンジン車の走行を州都シュツットガルトの市街地で2019年1月1日から禁止することを決めた。連邦行政裁判所が今年2月、自治体による旧式ディーゼル車の乗り入れ禁止を合法としたことを受けた措置としている。

 ドイツでは第2の都市、ハンブルク特別市(州に相当)が5月末から一部道路で旧式ディーゼル車の通行制限を始めている。ハンブルクに続き、自動車大手ダイムラーの本拠地として知られるシュツットガルトが走行禁止を決めたことで、同様の動きが各地に広がる可能性が出てきた。


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