日本、マレーシア外相が会談 北朝鮮非核化へ制裁維持

会談前、握手する河野外相(左)とマレーシアのサイフディン外相=クアラルンプール近郊(共同)

 【クアラルンプール共同】河野太郎外相は11日、マレーシアの首都クアラルンプール近郊で同国のサイフディン外相と会談し、北朝鮮の完全非核化に向け、国連安全保障理事会決議に基づく制裁を維持する方針で一致した。海洋安全保障分野で緊密に連携する考えも伝えた。河野氏はその後、マハティール首相と面会し、2国間関係の強化を申し合わせた。

 親日家で知られるマハティール氏は今年5月に首相に返り咲いた。サイフディン氏も7月に任命されたばかりで、日本側が新政権との関係構築を図り、地域情勢に関する日本の立場に理解を求めた形だ。


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