2018年6月29日 21:00 | 無料公開
記者会見する東京電力の小早川智明社長=29日午後、東京・内幸町
東京電力の小早川智明社長は29日、建設が中断している青森県の東通原発周辺の地質調査で他の電力会社と協力し結果を共有する方針について、記者会見で「再スタートするにあたり、より安全性に優れたものをつくっていきたい」と述べ、建設再開に意欲を示した。
東通原発は2011年1月に1号機が着工し、2号機も建設予定。東電は他社との共同事業化を目指しており、小早川氏は「東通の開発を共同で進める上で(地質調査は)大変重要な一歩だ」と強調。事業に参加してもらうために「魅力的なスキームを提案していきたい」と話した。