大規模地震の可能性低下か 関連地震40回、警戒必要

大阪管区気象台の記者会見=25日午後、大阪市

 大阪管区気象台は、最大震度6弱を観測した18日午前7時58分の大阪府北部地震から1週間となった25日、記者会見を開き、「同程度の地震が発生する可能性はかなり低くなった」と明らかにした。一方、平常時より地震活動が活発な状況は続いているとして、引き続き警戒を呼び掛けた。

 気象台によると、18日朝から25日午後1時までに、大阪府北部地震と関連するとみられる震度1以上の地震は40回観測された(速報値)。内訳は震度4が1回、震度3が4回、震度2が11回、震度1が24回だった。地震の発生回数は減少してきているものの、今後も現状程度の地震活動は当分続くとみられる。


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