大阪北部地震から1週間 発生時刻に犠牲者へ黙とう

大阪府高槻市で始まった罹災証明書の早期発行手続き=25日午前

 震度6弱を記録した大阪府北部地震から1週間となった25日、5人が亡くなった大阪府内では発生時刻の午前7時58分に自治体関係者や知人らが黙とうし、犠牲者を悼んだ。被災地では469人(午前7時半現在)がなお避難所生活を続ける一方、電気、水道に続いてガスがほぼ復旧し、罹災証明書の早期発行手続きが始まるなど、生活復旧に向けた動きも進む。

 登校中だった高槻市立寿栄小4年三宅璃奈さん(9)がブロック塀の下敷きとなるなど3人が死亡した同市では、浜田剛史市長と職員ら約100人が発生時刻に市役所で黙とうした。


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