2018年6月23日 21:33 | 無料公開
米アリゾナ州で歩行者がはねられ死亡する事故が起きたウーバー・テクノロジーズの自動運転車=3月20日(米運輸安全委員会提供・ロイター=共同)
【ロサンゼルス共同】米西部アリゾナ州で3月に試験走行中の自動運転車に歩行者がはねられ死亡した事故で、安全要員として乗車していた女性が衝突直前までスマートフォンで動画を見ていた可能性があることが分かった。ロイター通信が22日、地元警察の報告書の内容として報じた。
事故を起こしたのは配車大手ウーバー・テクノロジーズの自動運転車。女性は当局に対し、衝突時は自動運転の機器を見ており、スマートフォンは使用していなかったと説明している。
報告書によると、女性は、事故が起きるまでの約42分間、動画サービス「Hulu(フールー)」が配信する番組を視聴した記録があった。