沖縄で「慰霊の日」の前夜祭 戦没者20万人悼む

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沖縄全戦没者追悼式の前夜祭で、ろうそくの火をともし浮かび上がった「平和」の文字=22日夕、沖縄県糸満市の平和祈念公園

 太平洋戦争末期の沖縄戦で組織的な戦いが終わったとされる23日の「慰霊の日」を前に、沖縄県糸満市摩文仁の平和祈念公園で22日、沖縄全戦没者追悼式の前夜祭が開かれた。73年前の地上戦に巻き込まれるなどした20万人以上の戦没者を、遺族らが悼んだ。

 公園内の平和祈念堂前では午後7時すぎ、人々が平和を願う灯をともして黙とうした。公園にはろうそくが並べられ、「平和」の文字が浮かび上がった。

 沖縄戦で父親を亡くした那覇市の無職金城清文さん(77)は「人の命を奪う悲惨な戦争を二度と繰り返さないためにも恒久平和を追求していく」と、鎮魂の祈りをささげた。