2018年6月19日 19:22 | 無料公開
記者会見に登場した(左から)飛鳥凜、小沢仁志、真喜志一星=19日、東京都内
ビデオ専用映画(Vシネマ)で長年活躍し、「Vシネマの帝王」の異名を持つ俳優の小沢仁志が東京・六本木で記者会見し、大手芸能事務所エイベックス・マネジメントと業務提携したことを明かした。
小沢は「歌と踊りは苦手ですが…」と冗談を交えつつ、「今のテレビドラマにあまり必要とされていない個性的な役者たちを支えてきたのが、Vシネマの世界。自分がテレビ出演を増やすことで、ダーティーな印象を変えていきたい」と意気込みを語った。
後進の育成にも意欲的で、同事務所所属で22歳の真喜志一星を弟子に指名。真喜志が緊張気味に「自分でいいのかという気持ちで、本当にうれしいです」と話すと、小沢は「真面目にしゃべっても、小さな記事にしかならないよ。『(弟子になるよう)この顔で迫られたら、断れません』とか言えよ」と、さっそく“洗礼”を施した。
6月19日は、小沢の56歳の誕生日。サッカーワールドカップ(W杯)ロシア大会の日本代表初戦と重なり、女優の飛鳥凜から応援ユニホームを贈られて袖を通した。“顔面凶器”と称されるルックスとのアンバランスさに、「これで六本木を歩いたら職務質問されるぞ」と苦笑した。