2018年6月17日 17:15 | 無料公開
第3ラウンド、4番でティーショットを放つフィル・ミケルソン=シネコックヒルズGC(共同)
米ニューヨーク州サウサンプトンで開催されているゴルフの全米オープン選手権で16日、フィル・ミケルソン(米国)が動いている球を打った。メジャー5勝の強豪による前代未聞のルール違反が物議を醸している。
13番グリーンでのボギーパットはカップ脇を抜け、下り傾斜で止まる気配がなかった。小走りに先回りしたミケルソンは、まだ動いているボールをパターで打ち返した。「自分の球が動いている間はその球をストロークしてはならない」との規則違反で2打の罰が加わり、パー4のこのホールは「10」。第3ラウンドを終え、首位と14打差の64位となった。