2018年6月13日 19:21 | 無料公開
富山市ファミリーパークでふ化した「ニホンライチョウ」のひな=13日、富山市(同パーク提供)
国の特別天然記念物で、絶滅危惧種「ニホンライチョウ」の人工繁殖に取り組む富山市ファミリーパークと、石川県能美市のいしかわ動物園は13日、計6羽のひながふ化したと発表した。ひなの誕生は今年初めて。
同パークなどによると、卵6個は同パークで飼育中の雌が5月7〜20日に産んだ。近親交配を避けるため、うち3個が今月7日、いしかわ動物園に移されていた。いずれも人工ふ化。
同パークのひなは12日夕から翌13日朝にかけて3羽が、同動物園では13日早朝に3羽が誕生。体重は14・2〜17・0グラムで性別は分かっていない。鳴き声を出しながらよちよち歩くなど元気な様子という。