カジノ法案、22日審議入りへ 委員長交代、与党有利に

衆院議運委理事会に臨む与党理事(左側)と野党理事(右側)。中央は古屋圭司委員長=21日午後、国会

 衆院議院運営委員会の古屋圭司委員長(自民党)は21日の理事会で、22日午後に衆院本会議を開催し、カジノを含む統合型リゾート施設(IR)整備法案を審議入りさせる日程を職権で決めた。立憲民主党など野党は審議入りに反対した。国民民主党発足に伴い、同法案を所管する参院内閣委員会の委員長は野党から自民党に移っており、与党に有利な運びとなりそうだ。

 衆参両院の委員長ポストは、政党を中心につくる院内会派の所属議員数に応じて割り振られる。参院内閣委員長は2010年10月以降、約1カ月を除き野党が維持していた。


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