福岡空港の活性化へ連携 地元連合が県と市を表敬

福岡空港

 2019年4月予定の福岡空港の民営化に向け、優先交渉先として選ばれた「地元連合」を構成する西日本鉄道などの幹部が17日、福岡県の小川洋知事と福岡市の高島宗一郎市長をそれぞれ表敬訪問し、連携して空港の活性化に取り組むことで一致した。

 福岡県庁では西鉄の倉富純男社長が「県、市と一緒に空港をもり立てながら九州全体の発展につなげたい」とあいさつ。小川知事は「民間らしい創意工夫、経営能力を最大限発揮し、利便性、魅力の向上に全力を挙げてほしい」と応じ、今後設立する空港運営の新会社に県が出資し、役員を派遣する考えを示した。


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