英NGO責任者が辞意 ハイチ被災地で買春問題

 【ロンドン共同】英国を拠点とする国際非政府組織(NGO)オックスファムの職員がカリブ海の島国ハイチの地震被災地で買春していた問題を受け、英国のオックスファム最高経営責任者(CEO)ゴールドリング氏は16日、年末までに辞任する意向を表明した。

 30万人以上が死亡した2010年のハイチ大地震後、現地で活動していた職員が児童買春をしていた疑惑を英紙が今年2月に報じて以降、英政府の協力が打ち切られるなど批判が集中。組織の立て直しと信頼回復が急務となっている。


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