米長期金利、一時3・1% 6年10カ月ぶり高水準

 【ニューヨーク共同】16日のニューヨーク債券市場は、米長期金利の指標となる10年債利回りが一時3・104%まで上がり、2011年7月以来、約6年10カ月ぶりの高さとなった。米景気が堅調に拡大しているとの見方を背景に国債の売りが優勢となり、相場が下落(利回りは上昇)した。

 朝方発表された4月の米鉱工業生産指数が市場予想を上回り、連邦準備制度理事会(FRB)が利上げを継続するとの見方が強まった。


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