川内原発テロ対策施設の工事認可 規制委、全国初着工へ

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九州電力川内原発の1号機(手前)と2号機=鹿児島県薩摩川内市

 原子力規制委員会は15日、九州電力が川内原発1号機(再稼働済み、鹿児島県)に新設するテロ対策施設「特定重大事故等対処施設」(特重施設)の工事計画を正式に認可した。これにより工事に着手でき、九電は、期限の2020年までに完成させる。13年施行の新規制基準でテロ対策施設の設置が義務化されて以降、工事計画の認可は全国で初めて。規制委は7日、同計画が妥当だとして了承していた。

 九電は原子炉建屋から100メートル以上離れた場所に建物を新設し、緊急時制御室や発電機、注水ポンプを配置。意図的な航空機の衝突などのテロ行為があった際に、遠隔操作で原子炉を冷却する。