2018年5月14日 21:50 | 無料公開
厚生労働省は14日、インターネットでインド製と表示された経口妊娠中絶薬を個人輸入し、服用した20代の女性に、多量の出血やけいれん、腹痛などの健康被害が起きていたと発表した。同省は、医師の処方がなければ個人輸入できない製品にこの中絶薬を指定し、安易に輸入したり、使用したりしないよう注意を呼び掛けている。
4月、女性が健康被害を訴え仙台市の医療機関に入院したことで発覚した。女性は回復し、既に退院しているという。
厚労省によると、服用したのは製品名が「Miso―Kare Misoprostol Tablets IP 200 mcg」などの服用薬。