逮捕の男、意味不明の供述 容疑は黙秘、千葉切り付け

 千葉市稲毛区の居酒屋で13日夜、家族4人が包丁のようなもので切り付けられ女児1人が死亡した事件で、千葉西署が殺人未遂容疑で現行犯逮捕した男が署の調べに対し、意味不明の内容の供述をしていることが14日、捜査関係者への取材で分かった。署は刑事責任能力の有無を慎重に調べる。逮捕容疑については黙秘している。

 署によると、男は家族4人の親族で元千葉市議とみられ、一緒に来店し、個室に入った後に事件が起きた。署は男が凶器の刃物を持参していたとみて、状況や計画性を捜査している。

 死亡したのは6歳ぐらいの女児で、死因は出血性ショック。背中の傷が肺に達していた。


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