在位44年223日、最長記録 スウェーデン国王、650年ぶり

スウェーデンのカール16世グスタフ国王

 【ロンドン共同】スウェーデンのカール16世グスタフ国王(71)が26日、在位44年223日を数え、約650年ぶりに同国君主の最長記録を塗り替えた。王室が同日発表した。これまでの最長はマグヌス・エリクソン国王が在位した1319〜64年の44年222日。同王は55年まではノルウェーと共通の王だった。

 グスタフ国王は1947年に父のアドルフ皇太子を飛行機事故で亡くし、50年に4歳で皇太子になった。73年に祖父のグスタフ6世死去に伴い27歳で国王に即位した。

 日本には皇太子時代の70年の大阪万博をはじめ、98年の長野五輪の際などたびたび訪問している。


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