宮崎・硫黄山で再び噴火 6日ぶり、レベル3継続

気象庁のカメラが撮影した、噴火し噴煙を上げる霧島連山・硫黄山=26日午後6時16分

 宮崎県えびの市にある霧島連山・えびの高原(硫黄山)で26日午後6時15分ごろ、ごく小規模な噴火が発生した。20日以来6日ぶりで、人的被害は確認されていない。気象庁は噴火警戒レベル3(入山規制)を維持し、約2キロの範囲で大きな噴石や火砕流への警戒を呼び掛けている。

 気象庁によると、硫黄山火口の西側約500メートルの県道付近に新たに確認された火孔から噴火し、乳白色の噴煙が200メートル以上、上がった。噴火に伴う空振や、大きな噴石の飛散は確認されていない。


  • LINEで送る