アフリカの農村に電子マネー 邦人男性、国連会議で紹介

25日、ニューヨークの国連本部で合田真さんが参加した会議。スクリーンに映るのが合田さん(共同)

 【ニューヨーク共同】ニューヨークの国連本部で開催中の貧困国の開発資金を話し合う会議で、アフリカのモザンビークのほぼ電気がない農村部にバイオ燃料を普及させ、電子マネーを使い金融業も展開するユニークな経歴の日本人男性が25日、パネル討論に参加して自身の体験を紹介した。

 男性は「日本植物燃料」(神奈川県小田原市)社長の合田真さん(43)。2012年からモザンビーク北部で、バイオディーゼル燃料の原料となる熱帯植物ヤトロファの栽培を普及させた。この燃料で発電機を動かし、現地に雑貨店を開いた。


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