五輪相、江の島状況確認へ セーリングの準備遅れで

 国際セーリング連盟が2020年東京五輪の会場となる神奈川県藤沢市の江の島について「準備が1年遅れている」と懸念を表明した問題で、鈴木俊一五輪相は20日の閣議後の記者会見で「大会準備の進捗管理は重要」と述べ、大会組織委員会に早期に状況を確認したいとの意向を示した。

 江の島は、シラスなどが名産となっている地元漁業者との交渉でコースとなる競技水域の決定が遅れている点や、海上警備上の課題が問題として指摘されている。国際連盟は17日のバンコクでの夏季五輪国際競技連盟連合(ASOIF)総会で組織委に早急な対応を求めた。


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