2018年4月19日 10:23 | 無料公開
【カイロ共同】イスラム教スンニ派の一派で、戒律が厳しいワッハーブ派が国教のサウジアラビアの首都リヤドにある映画館で18日夜、ハリウッド映画が上映された。地元メディアによると、商業映画は35年以上禁止されていた。この日は政府関係者など招待客のみで、5月にも一般市民向けに公開される。
サウジではイスラム教の保守的な考えの拡大により映画館が閉鎖され、人々が映画を観賞する際は近隣国などに足を運ぶ必要があった。
映画の解禁はムハンマド皇太子が主導する経済改革の一環。