関電、長谷工の電力事業買収へ 首都圏さらに拡大

 長谷工コーポレーションが子会社を通じて手掛けるマンション向けの電力販売事業を、関西電力が買収する方向で調整していることが19日、分かった。首都圏など関西以外での電力事業をさらに拡大する狙いで、買収額は200億円規模となるもようだ。

 買収するのは、長谷工アネシス(東京)が展開する、マンションの全家庭にまとめて電気を売る「一括受電事業」。長谷工が売却に向け実施した入札には、関電以外の大手電力なども参加したとみられる。


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