2018年4月16日 18:52 | 無料公開
昨年、大阪府立懐風館高の女子生徒が生まれつき茶色っぽい髪を黒く染めるよう教諭らに強要され不登校になり府を訴えた問題を受け、府教育庁は16日、府立の全197校に校則や内規の見直しを指示した結果、4割強の90校が頭髪指導などのルールを改訂したとする調査内容を発表した。「茶髪」を「染色・脱色」の表現に改めるなどの見直しが見られたという。
府教育庁によると、調査は昨年12月〜今年3月に実施。各校に校則や内規の点検と必要に応じた見直しを指示し、全校が回答した。校則を新たに作成もしくは改訂したのは68校で、うち25校が頭髪に関する部分を見直した。