「救ってくれたのは新潟」 北原里英が卒業コンサート

卒業コンサートで熱唱するNGT48の北原里英=新潟市(AKS提供)

 NGT48の初代キャプテン北原里英の卒業コンサートが新潟市内で行われた。会場で約7千人が見守る中、「決して楽しいことばかりではない10年間でしたが、私を救ってくれたのはここ新潟県。大切なメンバーや信頼できるスタッフさんに出会えて私は変わりました。本当に幸せでした」と涙ながらにあいさつした。

 北原は2008年にAKB48メンバーとして劇場デビュー。15年にNGTに移籍し、若いメンバーたちを引っ張ってきた。

 コンサートにはHKT48の指原莉乃やAKBグループ総監督の横山由依らも駆け付け、ねぎらいの言葉を掛けた。自身が選んだコンサート最後の曲はNGT初のオリジナル曲「Maxとき315号」で、終了後の会見で「NGTにとってすごく大事な歌とともに去りたかった」と振り返った。

 正式な卒業は18日の専用劇場(新潟市)での公演。


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