2018年4月13日 17:56 | 無料公開
13日の東京外国為替市場の円相場は一時、2月下旬以来、約1カ月半ぶりの円安ドル高水準となる1ドル=107円68銭を付けた。
午後5時現在は、前日比74銭円安ドル高の1ドル=107円64〜65銭。ユーロは61銭円安ユーロ高の1ユーロ=132円83〜87銭。
米国によるシリアへの軍事攻撃の懸念が和らぎ、投資家のリスク回避姿勢が後退した。トランプ米大統領が環太平洋連携協定(TPP)への復帰検討を指示したことも、安全資産とされる円売りの動きにつながった。
市場では「他国と足並みをそろえようとする米国の姿勢を受け、ドル買いが進んだ」(金融関係者)との見方が出た。