ファストリ中間決算は最高 「ユニクロ」、アジアが好調

記者会見するファーストリテイリングの柳井正会長兼社長=12日午後、東京都中央区

 カジュアル衣料品店「ユニクロ」を展開するファーストリテイリングが12日発表した2018年2月中間連結決算は、売上高が前年同期比16・6%増の1兆1867億円、純利益が7・1%増の1041億円だった。売上高は中間決算として過去最高。アジアなど海外事業の伸びが大きく、国内も冬の寒さの影響で販売が好調だった。

 中間決算では初めて海外ユニクロ事業が国内事業の売上高を抜いた。東京都内で記者会見した柳井正会長兼社長は「(海外で)われわれの服が理解され、ブランドも確立した。世界の人口全部に受け入れられる可能性を感じている」と語った。


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