米台相互訪問法案に署名 トランプ氏、中国反発必至 

 【ワシントン共同】トランプ米大統領は16日、米国と台湾の閣僚や高官の相互訪問を促して関係強化を図る超党派の法案に署名し同法が成立した。ホワイトハウスが発表した。16日が法案に署名するか決める期限だった。中国と台湾は不可分の領土とする「一つの中国」原則に反するとして中国の反発は必至だ。

 トランプ氏が中国への配慮から、法案署名と拒否権行使の双方を見送り、法案を自然成立させるとの見方もあったが、トランプ氏は署名することで法案を支持する姿勢を鮮明にした。

 法案は1月9日に下院を通過し、2月28日に上院で可決された。


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