2018年3月16日 18:30 | 無料公開
原発避難訴訟 各地の判決
東京電力福島第1原発事故で福島県から東京都などへ自主避難した住民ら17世帯47人が、国と東電に計約6億3千万円の損害賠償を求めた訴訟の判決で、東京地裁は16日、双方の責任を認め、42人に計約5900万円を支払うよう命じた。国と東電は津波を予見する義務があり、対策を取っていれば事故は回避できたと判断した。
全国で約30件ある同種の集団訴訟の判決は6件目。国は被告となった5件のうち4件で敗訴し、司法が国の責任を認定する流れが定着した。